
「人生の振り返り」から、今回の技術書典で出した「個人Webサービスシステム構成事典」につながるまでの話
ポエムです。とりとめないのでご容赦くださいw
人生の振り返り
中学校を卒業後、高専に入ったものの特にやりたいことも見つからず、2年の時間稼ぎのために専攻科に進学。 就職するかという段階でやっと色々考えはじめ** 「ものづくりがしたい」 「新しい技術に触れていたい」** という自分が見えてきました。
当時は日本のメーカーも本格的にスマートフォンの開発に乗り出し国産スマホが続々と出てきて「iPhoneを追いこすぞ」的な空気感。私もその辺りの開発に関われたら、ということでスマホも作っている富士通株式会社に就職。その後の配属で結局スマホ部門はソフトウェア人材はあまり募集しておらず、PC開発部門に配属。
そこでWindowsOSを自社PCに合わせてカスタマイズしたり、工場生産用のOSインストールソフトの開発に携わります。
数年働いてみて**「スマホが台頭してきて、もちろんPCはなくならないと思うけど、WindowsOSに詳しくなっていってもあんまり潰しがきかないなぁ」**と考え始めて転職を意識。
同時にWeb系の技術にも興味が出てきて、独学で勉強してWebサービスを作り始めました。
その後「つくるひとを増やす」という理念に共感して面白法人カヤックに入社。Webフロントエンドエンジニアとしてのキャリアをスタートし主に広告系のWebサイトの開発に従事。
カヤックでは「つくっていいとも」という「個人制作発表会」的なイベントが毎月あり、これのために毎月忙しさの合間をぬって小さいながらもなにかしら発表していました。そういったものづくりが好きな人が職場にたくさんいて、非常に刺激的でした。
そんなカヤックに2年半ほど勤務してから、「(共働きで子どもがめちゃめちゃお世話になっている)保育士さん達の仕事を少しでも軽くしたい」気持ちと「ブログで培ったメディア運営スキル」を掛け合わせて、妻が「保育士向けの情報メディアを立ち上げたい」とのことで、それを応援するために退社&二人で法人化。半年ほどWordPressをいじる毎日。
メディア立ち上げも落ち着いたので、メンテをしつつ自分で受託の仕事をやるか〜と何件かのお仕事をした後、SpoLiveプロジェクトに誘われ開発に携わってからかれこれ2年ほど経って今に至ります。
個人でもサービスやアプリを作り続けるのはここ6、7年ずっと続けています。
そんな個人開発ですが、始めた当初はもちろん、続けていても思ったようにはうまくいきません。バグっても何が原因かわからず、相談できる人もあまりいないので挫折するというのを何度も繰り返しました。
「そもそも使っている技術は本当に適切なのか?もっといいやつあるんじゃない?」など疑問はやみません。足りていない物も多く、知っていれば防げた失敗が何度もありました。
個人開発の壁
また、個人開発を続ける上での問題が、モチベーション続かなかったり、テストが足りてなくてバグったり、触ってみてどうか聞ける相手が少なかったり。。。
と、いろいろあると思うんですが、会社を辞めてからのここ何年かは「運営者ギルド」という個人開発している人が集まったSlackのコミュニティに所属していまして、そこでみんなそれぞれでテストしてみたりサービスのβ版を触って意見を言い合ったりしています。
これの何がいいって、全員自分のサービスをやっているから人のサービスを触るのが結構勉強になるんですよね。バグ出しとかあんまりおもしろくないじゃないですか?でも相互的にサービスを触っていって自分のサービスにも活かせてWin-Win!
Webサービスの因数分解
学生時代から「自分でアプリやサービスを作ってみたい」という気持ちはありましたが、実際に作り始めたのは富士通に入社して3年目とかの頃。
それまでもアプリやサービスを触るのは好きで「これはこうやって作ってんのかな」と、構造を分析するのが好きでした。
以前にも質問箱が登場した際に、開発者のせせりさんがTwitterでつぶやいている内容などから「Webサービス分解」という体で、どんな仕組みで実装しているのかというのを勝手に解説する記事を書いたことがありました。
#Webサービス分解 「Peing-質問箱-」の分解 - フロントエンドの地獄こんばんはワタナベです。 Webサービス大好き芸人の私は新しいWebサービスやアプリを見かけると「このサービスのこの機能はこういう技術で実現しているんじゃないかな」と サービスの機能の因数分解 をするのが好きなんですが、それをある程度まとまった形にしてみようと思い書き始めました。 あと チャーリーさんの#ビジネスモデル図解シリーズ ...
「こういうの知りたかったな〜」という気持ちが今回の技術書典の本につながっています。シリーズ化しようかとも思ったんですが「人のサービスの中身わからんな」と断念しましたw
そこから、とりあえず自分のサービス出来たしちゃんと解説しようと書いた記事が結構読まれたんですが、これ完全に今回の本に流用している Ver 0.1って感じですね。
日本語のフリーフォントをまとめて試せるサイト「 #ためしがき 」をなんで作ったのかと技術的な話 - フロントエンドの地獄みなさん ためしがき 試してくれました!? ホント!?ありがとうございます!!! 知らない人もいると思いますので、簡単に説明しますね。 ためしがき - 日本語のフリーフォントを検索できるサイト こちらからサイトにアクセスして、お好きな文字・文章を入力していただくと、 こんな感じで、色んなフォントでの見た目をまとめて確認することが出来るサイトなのです。 ...
今回の本になるまで
という感じで昔から新しいWebサービスとかアプリが出たときに一人でやっていた「Webサービスの因数分解」でしたが、
今回はいつも「運営者ギルド」のSlackでワイワイやっているメンバーと力をあわせて
- Webサービスを作りたいと思っているけど、何から始めたらいいかな
- 個人で運営できるサービスの範囲でどういう技術使えばいいかな と考えている "駆け出し個人開発者" に向けて、これを読んで一歩目を踏み出してくれる・新しい技術を知るきっかけになる本になれば嬉しいなと思って自分たちのサービスについての解説をそれぞれ書きました。無償で協力してくれたメンバーには本当に感謝しています。(本のおかげでみんなのサービスに送客できたら嬉しいな)
そんなこんなで**「個人開発をやりたいと思っている人 = 過去の自分」に向けた本が出来ました。**
私個人の想いから始まった企画が、みんなのパワーで本になってまたたくさんの人の手に届くという結果になり、今や**1200冊以上ダウンロードされています!**エモでしょ。
【10月19日追記】現在2100以上ダウンロードされています!
そんな経緯で書いた本、無料で頒布していますので、ぜひ読んでみて下さい!!!
#個人Webサービスシステム構成事典:ザ・シメサバズ「あのサービスの中身はこうなっていたのか!」 総勢28人の個人開発者が送る、33個のWebサービス・アプリの中身がどんな風に作られているのかわかるシステム構成事典がなんと無料で読める! - テレビで取り上げられたサービスや、Twitterトレンドに載るなど話題になったサービス - 広告収入や有料課金で収入を得ているサービス - リアルタイムなデータのやり取りやAIを活用など尖った技術を利用したサービス - シンプルな構成で高速開発に特化したサービス などなど、さまざまな種類のサービス・アプリについて、概要や使用技術を図&文章にして1枚にまとめています。 ・個人開発を始めてみたい方 ・フルスタックな構成を学びたい方 ・駆け出しエンジニアの方 色々な方におすすめの書籍となっております!無料ですのでぜひご一読ください!
最後に過去の自分に向けたメッセージ
個人開発は楽しいよ!やろうと思ってるならすぐに始めよう!