一歩先の未来を先取りして”どこででもChatGPTが使える”アプリを作ってみました
みなさんChatGPT使ってますか?便利ですよね。
私もこの1ヶ月ちょい、初めてSwiftでiOSのネイティブアプリを作ってみたんですが困ったことを都度都度聞いてなんとか完成までこぎつけることができました。
ChatGPTは公式にチャットで聞けるアプリケーション以外にも、APIという別な場所からでもChatGPTに聞ける仕組みがあって、他のアプリ内とかでも利用できるんですよね。
現状いろんなアプリがそのAPIを利用していて、例えば”レピッタというレシピアプリ”内で「冷蔵庫にあるこれこれの食材からレシピ考えて」と書いて、そのままレシピアプリに保存してくれる。みたいな用途として使えています。
AIはLLM(大規模言語モデル)という、言ったらAIの脳みそになる部分を先に一個作って、それに受け答えをさせるという作りになっています。
今はChatGPTを作ってるOpenAI社がそれを作ってAPIで誰にでも使えるようにして、、、ってなってますが、その”モデル”を作ってる人たちは他にもたくさんいて、さらに「モデルを小さくする」「モデルから早く返答できるようにする」「モデルがどこででも動くようにする」みたいな部分も平行して研究開発が進んでいる状況です。
すると少し先の未来として想像できることとして、モデルが軽くなってスマホに内蔵されるように、、、具体的には「iOS17からは汎用AIを積んだSiriに問い合わせが出来て、個別のアプリもその回答を利用する事が出来ます。」と、OSの機能としてAIモデルの回答を利用できてスピードも料金も一気に良くなるってのが来ると思っています。
それができるようになるとそれぞれのアプリ上のどこででもAIに指示が出せるようになるので、今みたいにいちいちChatGPTの画面を開いてコピペして〜、とやらなくても、
- Gmailアプリ上で「このメールの返信を考えて英語にして」
- Twitterアプリ上で「猫のかわいさを伝えるツイート文章の候補出して」
- Slackアプリ上で「〇〇のアイディアを10個出して」
みたいなことができるようになります。便利ですね。こうやってちょっとづつAIが生活に溶けていくんだと思います。
と、いうことでそんな少し先の未来を先取りできるアプリを作ってみました!まだiOSアプリだけですが、順次Android版も作ります(もちろんChatGPTにKotlinを教えてもらいながらw)
このアプリはどんなアプリ上でもAIに聞けるように”キーボードアプリ”になってます!
ちょっと設定がややこしいんですが、設定→キーボードの追加でType AIを追加して、AIへのアクセスをするために”フルアクセスの許可”ってのをやったら使えるようになります。
どんなアプリ上でも、メッセージ画面で
「明日の9時にミーティングをお願いします。」これを英語にして
みたいに書いてから、Type AIに文章変換を頼むと
"Could you please schedule a meeting for tomorrow at 9 o'clock?”
って感じに変換してくれます。(いちいち英語にして〜って書かなくても一発で”英語にするボタン”みたいなのも作れます。)
最初の10回と、決済登録だけしてくれたら更に3日間無料で無制限に使えるのでぜひよろしくお願いします。
少し未来のUIを体験してみてください。