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【書評】2021年「基礎から学ぶReact Native入門」が、これからネイティブアプリ開発を始める人にちょうど良さそう
こんにちは!みなさんJavaScript書いてますか!
Web開発のみなさんはもちろん、最近はネイティブアプリ開発でもかなりの範囲がJavaScriptさえ書けば作れる時代になってきています。
目次
ざっくりとした紹介
Amazonへのリンクはこちらです。
著者のなかざんさんの紹介ツイートはこちら
書いている通り、JSとNPMさえわかっていれば進められる内容になっています!
なかざんさんは昔からReact Nativeについて発信されており、私も勉強する上でブログや過去の著書で大変お世話になっている方です。
そんななかざんさんが書いているだけあって、本書はReact Nativeが「JavaScriptエンジニアから見たらこう」「モバイルアプリエンジニアから見たらこう」などの説明もあり、豊富なAndroidアプリエンジニアの経験もあって幅広い層へわかりやすく説明されています。
ターゲット層
前述した通り結構基礎から書いてくださっているので、React Nativeを初めて触る人に安心しておすすめできます。
とくに今までWebでReactを書いていた人は本書を読めばかなりすんなり開発を始められると思います。というのもExpoというツールを使って開発を進めるため、基本的にXcodeやAndroid Studioを使わなくても開発が行えます!NPMを入れればすぐアプリが動くので、これがめちゃくちゃ開発体験がいいです。
実機での動作でもExpo Goという開発用クライアントアプリをスマートフォンにダウンロードして、PCで立ち上げたプロジェクトのQRコードを読むだけでデバッグできます。
Expoを利用するメリット・デメリットなどもしっかり説明してあるので、これからアプリプロジェクトを立ち上げようと考えている方にも参考になると思います。
情報が新しいReactの説明がしっかりされています
React、jsx、宣言的UI、比較的新しいhooksなどの説明がしっかり取られているので、
- JSは触っているけどReactはあまり。。。
という方も、
- ネイティブアプリエンジニアの方でReact Nativeを始めよう
いう方でも安心です。
また、現状のReactを利用した現場ではTypeScriptが基本になってきています。本書でもはじめはJSで、あとからTSという順序で説明を入れてありbabelとの併用についても触れています。
ネイティブ(React Native)ならではの部分もサポート
- Flexboxのレイアウト
- UIライブラリ
- 画面遷移の特徴と実装
- 実際のストアに提出するまでの工程
WebのReactからReact Nativeに入ると結構戸惑いつまづきやすい部分ですが、そのあたりもしっかり説明されています。
最終的に一つの課題メモアプリを作り上げる工程も挟まり、一冊やれば全体像がしっかり把握できるものになっています。
まとめ
紙の本で170ページあるので、結構読みごたえはありますがその分基礎をしっかり書いてくれているため初心者でも安心して進められる内容になっていると思います!
特にWebでReact書いててアプリもやってみたいという方にジャストフィットする内容です!新年度になり新しいことを始めようと思っていたあなた!ぜひこれを読んでApp StoreとGoogle Play Storeにアプリを出しちゃいましょう!