フロントエンドの地獄
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AnotionというWebサービスを作りはじめてからちょうど1年たったので振り返ってみる

Date
2021/7/8
Tags
個人開発
作ったもの
雑記
技術
こんにちは。 @nabettuです。
 
私はAnotionというWebサービスを開発・運営しているんですが、構想段階から1年が経ったので振り返りのブログを書こうと思います!
※ローンチからは現在9ヶ月で、次の10月でサービスローンチから1周年です!
結構長くなってしまったので、先の方からでも読めるように目次をおいておきます。

目次

Anotionって?

まず軽くですがサービスの紹介をさせてください。
 
AnotionはNotionという「メモ作成、プロジェクト管理、タスク管理のためのオールインワンワークスペースサービス」のコンテンツを利用して、デザインカスタマイズ可能な形でWebサイトにするサービスです。
 
このブログ自体もAnotionでホスティングしています。

私について

かれこれもう8年位個人でWebサービスを作っている頭のおかしいアラサー
「みんなが作りたいと思ったものを作る世界になったらもっと面白くなるはず」という気持ちと、ものづくりが好きで「ものづくりの楽しさをみんなに感じてもらいたい」という気持ちがあり「クリエイターを支援するようなものを作りたいな〜」と思っているフロントエンドエンジニアです。
 
これまでも「アプリや漫画など、色々な制作時にフォントについて色々調べたりするのが大変」という障害を取り除いて、制作に集中してもらいたいという想いで"ためしがき"というサービスを作ったりしていました。

サービスのはじまり

最近流行りのNoCodeですが、2年くらい前からこのあたりの技術に興味があり色々触っていました。
NoCodeは「今までエンジニアの特権だったWebサイトやアプリを作る」ってことの敷居を下げることにつながるので、それを使ってみんなが作れるようになったら絶対楽しいじゃないですか?
 
ということでそのあたりの技術を模索していて、Notionを使ってWebサイトを作れるサービスを作ったら面白いんじゃないかとVercelというサービスのエンジニアが作ったこのnotion-blog等色々触ってみました。
 
それがちょうど1年前の6/13で、それから今日で1年です。その時のツイート↓

プロトタイプ公開→事前登録

ということでNotionをヘッドレスCMSとして利用してWebサイトを作れるサービスとして作ってみようということで、ざっくり自分のNotionをページに→見た目をカスタマイズできるところまで作ってみたので、それをそのまま公開して事前登録ページとしてGoogle Formを設置→ツイートしました。
構想からプロトタイプ公開まで6日、そこから更に6日くらいで事前登録サイトを公開しました。

競合調査

事前登録前後で、類似サービスは無いもんかと競合サービスを探してみたんですが「Notionにそのままドメインを当てるだけ」というサービスだけしかありませんでした。
その後まさかAnotionを作っているその間(事前登録開始から1,2ヶ月後くらい😇)に「Notionにそのままドメインを当てるだけ」だったSuperが、同じ思想の「静的サイトにしてデザインを変えられる」機能も出してくるとは思ってもみませんでしたが笑
 

無事にローンチ(10/13)

まさかの制作途中にド競合の登場もありましたが、(カッコ内は構想からの期間)
  1. 構想スタート
  1. プロトタイプを開発(1週間)
  1. プロトタイプを利用して事前登録サイトを公開(2週間)
  1. 管理画面無しで自分だけ触れるアルファ版(1ヶ月くらい)
  1. 課金無しでアルファ版(3ヶ月くらい)
  1. 運営者ギルドでバグバッシュ(3.5ヶ月)
  1. 最低限機能でリリース!(ちょうど4ヶ月)
使い慣れたFirebaseと、話題のVercel&Next.js、課金はみんな大好きStripeを利用しつつ、他の仕事と並列で実装を進めて公開しました🎉
ローンチ後はこちらのページにお知らせ・更新情報をどんどん記載していきました。
途中から細かいアップデートは記事でなくCalloutにして記載することで、更新のハードルが一気に下がったので未だにガシガシ書いていけています笑
始めの頃は未対応のコンポーネントをとにかく対応していく&バグを修正していくというのを繰り返していたのがこれを見るとわかりますね。
事前登録をしていただいた方々に連絡をしたり、Twitterで話題にしてくださったおかげで、ローンチして割とすぐ何件かトライアル契約していただきました🙏ありがとうございます!

ロゴ&トップページリニューアル(12/27)

11月くらいからロゴとトップページのデザインについて、知り合いだったデザイナーのおさないさんに依頼させていただいて、素敵なロゴ&デザインを作ってもらいました🎉
作ってもらったデザインを、ぎりぎり年内に実装しきってリリースしました💪
 

ひたすら開発の日々

ローンチしてからはとことんユーザーさんの意見を聞きながら機能改善、新機能開発を続けてきました。まだまだユーザー数が多くないこともあって、機能を提供するのを先に行い申請があったら手作業でデータを変える、などの運用も行っていました。いわゆる運用でカバーですね笑
手運用が辛くなってきたら自動化をすすめるという形でMVPでいち早く価値提供を心がけて改善を続けてきました。
  • 新機能開発
  • 不具合解消
  • ユーザーサポート
  • 自動化作業
これらをひたすら1年近く続けています。
逆に法人での導入事例も結構な割合あるのですが、営業などは一切行わずここまで伸びています。

メディア掲載等 🙏 感謝!

他にも取り上げていただいているものはありますが、一部抜粋

Gigazineさんに掲載していただけました(2/6)

けんすうさんのアル株式会社に採用&ブログにもしていただきました(3/18)

SHIBUYA SLOW STREAMでの制作事例をnote&PRtimesに書いていただきました(7/8)

 

ローンチしてから、とにかくサポートを頑張っています

ローンチしてから8ヶ月ほど経ちましたが、まだまだまだまだサービスとして不十分な点がたくさんあります。
特に「デザインをカスタマイズ出来ますよ〜」とうたっておきながら「CSSを自分で書かなければならない」というのはちょっとハードルが高いんですよね。GUIのデザインエディターを作れたらよいのですが、まだそこまで手が回っていません。
そのためDiscordでユーザーグループを作ったり、メールなどで個別にユーザーさんのデザインカスタマイズの相談にのっていますたしかに時間はかかっていますが、そのまま相談内容をサンプルCSS集として提供したり、機能相談をしていただいて新機能の参考にさせていただいたりもしています。
そしてそれ以上にユーザーさんたちと一緒にそれぞれのサイトとサービス自体を作っているという感覚が共有できていると思います。サービス開発で熱量・モチベーションをキープできないことはよくある話なのですが、ユーザーさんたちと一緒に動いていることでサービスへの熱をもち続けられている気がします。一人で黙々と作っているだけだったら1年も休まずに開発を続けることは難しかったでしょう。
そして嬉しいことにサポートを頑張ると、ユーザーさんが口コミで広げてくださったりもしてとってもハッピーです😊そしてAnotionのユーザーさんはみんな優しい!その上英語しかないNotionを使いこなしている方達だけあってリテラシーが高いです!あまりサポートで根本的な説明を必要としないのが、サポートを頑張れている点の一つかもしれません。
 
↓一部ツイートを抜粋しました。ツイートめちゃめちゃ嬉しいです!これからもよろしくおねがいします!

Anotionのこれから

特に代わり映えするような内容はないですが、
  1. ユーザーサポートはこのまま続けて
  1. 機能拡充をしっかりと進めつつ
  1. 競合他社にはない独自機能を開発しつつ
  1. Notionとの連携も密に行えるように
この4つをしっかり取り組んで、ひきつづきじっくりと開発・運営を行っていきたいと思います。
 
また、開発体制も基本的に私一人で行っているので、今後のことを考えると組織化する必要性も少し感じています。その場合
  1. 組織をゼロから作るか
  1. どこかの組織に加えてもらうか
は、状況をみてゆっくり考えていこうと思います。
どこか協業・買収等に興味のある企業さんがいましたらお声がけしていただければと思います。私自身は運営から離れず続けられればと思っております。
 
↓けんすうさんもこう言ってくださっています!ラクスルさん、ご連絡待っています!笑
 
 
以上です。
ざっくりとした振り返りでしたが、1年ずっと開発を続けてきたAnotionを、ユーザーさんたちと二人三脚でこれからも頑張って行こうと思います💪